【2022年】顎顔面矯正治療ベーシック8日間コース




セミナー紹介
不正咬合というと、一般に前歯の叢生や前突、被蓋の程度やAngle Class I, II, IIIなどのように臼歯の咬合を連想します。確かに、不正咬合を理解するうえで、前歯や臼歯の関係を把握することは重要なことですが、その基盤となる歯槽骨や顎骨、頭骨、頚骨、上肢帯、それらを取り巻く筋をはじめとする軟組織(形態)、これら諸器官の連携に関与する機能についても把握する必要があります。また、子供の不正咬合では、形態の発育や機能の発達の過程、その程度を把握する、言わば「不正咬合の成り立ち(からくり)を理解する」ことも重要なことです。
発育期の矯正治療は、問題のある箇所を特定して、通常の発育に戻すこと(発育のコントロール)が基本となります。これは顎顔面矯正治療(Dentofacial Orthopedics)と呼ばれ、歯並びのベースにある歯槽骨や顎骨、頭骨、それらを取り巻く軟組織までを考慮した一連の治療の進め方です。そのコアとなる上顎骨と下顎骨は、構造や形態だけでなく発育パターンも異なりますので、それぞれに合った装置と治療法を選択する必要があります。
本コースでは、顎顔面矯正治療の進め方について、矯正装置の製作と使用法を習得して頂くと共に、不正咬合の病因病態論、治療論(診断と治療計画)、予防論について知見を深めて頂く目的で企画されました。
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講師紹介
黒江 和斗 先生