2 SRP実績と歯肉縁下デブライドメントの近未来
商品コード:30011200
歯周治療のコンセンサス
ASRPの実績と歯肉縁下デブライドメントの近未来
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■A4版 92ページ■前頁カラー
歯肉縁下デブライドメントに進化したSRPを多面的に評価・考察した価値ある一冊
その解釈と活用法がわかる!
大学歯学部・歯科大学および歯科開業医から、歯周病の各分野でリードしている十数名の歯科医師が参加!
歯周基本治療の主体をなすSRP(スケーリング・ルートプレーニング)は、歴史も古く、十分な研究と臨床実績があり、国内における普及は目を見張るものがあります。しかしながら近年の知識の集積ならびに病因論の変化により、「歯肉縁下デブライドメント」と称したほうがより適切と考えられるようになりました。さらに歯肉縁下デブライドメントの臨床効果をより大きくするため、さまざまな手法が開発され進化しつつあります。本コンセンサス ミーティングは、これらのことに焦点をあてることで改めてSRPを見直し、再評価・再考察してみることを目的として行われました。
本書では、そのミーティングでの議論を踏まえ、臨床論文・症例報告・臨床経験のバランスを配慮しながら、発表した内容および臨床質問に対するコンセンサス レポートを、わかりやすい文章表現と図表を存分に活用してまとめました。本書が、医療機関で活躍している臨床歯科医師・歯科衛生士ならびに歯科教育・研究機関に携わっている先生方にとって有益な情報となりますことを願っております。
2020年6月
歯周治療のコンセンサス ミーティング世話人
吉江弘正、二階堂雅彦、畑めぐみ
〜目次〜
【PART1】
SRPの実績と手法の進化(吉江弘正)
【PART2】
歯肉縁下デブライドメントのコンセンサスレポート
【PART3】
SRP・歯肉縁下デブライドメントのエビデンスと臨床
<チャプター1>
歯周組織の炎症・歯周疾患の病理(松坂賢一)
<チャプター2>
コンベンショナルSRPの実績と課題(二階堂雅彦)
<チャプター3>
歯周基本治療の可能性(金子至)
<チャプター4>
SRPと抗菌薬併用の効果(五味一博)
<チャプター5>
Er:YAG レーザーによる根面のデブライドメント(青木章)